降水帯のネーミングには帯という語がつくのに線状とはいかに、予報でこれほど戦慄を感じる語句になってしまったものと言って過言ではない。どれほどのものか、雨水に映像が乱れるのを見ることになるとそれは河川氾濫になる。線状降水帯の発生は豪雨の響きと異なってこれによる被害は、気象庁によると長さ50~300km、幅20~50km程度になる、積乱雲の帯状という。これは俯瞰すれば線状なのだろうか、天気地図のなせる業。
地上には面の広がりで覆うのである、大雨を降らせる現象とだけ説明するのは何か不足がある。台風の発生に加えて襲い来るのは国土を脅かす土砂崩れに土石流の恐ろしさだ。ハザードマップで逃げろと促すのはあまりにも行政のその場しのぎになってしまう。建設から国土交通へと庶民が頼みの綱とする省庁はもっと地形に強くあってほしいと願うのは無理難題か。縞のように描かれた梅雨前線に気象衛星写真の分析による気圧配置図にお決まりの解説ばかりでこれを見せられ続けてその地にあたってしまうのは慌てふためく恐ろしさである。
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